Microsoft Surface Studio, Surface Dial & Mental Canvas

Microsoft Surface Studio & Surface Dial

Microsoftの新しいコンピュータ、Surface Studioが発表された。同時発表された新しい入力デバイスSurface Dialも合わせて、凄く面白いプロダクトだと思った。

パッと見はAppleのiMac的なオールインワンタイプのコンピュータだが、モニターが28インチと巨大で、4500×3000ピクセルもの解像度があり、チルト可能で、更にタッチ&ペン入力に対応し、まるで紙に描くように、絵を描いたり図面を描いたりできるようだ。(ちなみにiMacは最大のもので27インチ、解像度はiMacのほうが上で5120×2880ピクセル)

特にSurface Dialという新しいデバイスがいい感じで、手のひらに収まるシンプルな円筒を、画面の上に置くと、そこからメニューやカラーパレットなどがブワッと表れて、直感的に画面を回転させたり、描きながら色を連続的に変化させたり、できるようだ。

こういうダイアル型インターフェイスは、数年前から、例えばメディアアートの展覧会などで、今までも同様のコンセプトを持ったものが多数発表されていたと思うが、ついに手元に降りてきたという感じがする。

通常、パソコンでドローイングだったり3Dモデリングしたりする際には、左手がキーボートに常に添えられていて、各種ツールをキーで切り替え、右手のマウスやホイールで実際の線を描いたり位置を決めたりする。マウスは、「連続的な変化」を扱えるツールだが、キーボードは、押したか押してないかという、「ゼロかイチかの変化」しかできないデバイスなので、必然的に、左手はモード切替、右手で細かい選択と描画、といった役割分担になることが普通なのだが、Surface Dialは、左手でも「連続的な変化」を可能にするツールなので、左手の可能性が増えて、右手を描くこと等のクリエイティブな要素のみに集中させられるように思う。

Mental Canvas

映像の後半で紹介されているMental Canvasという新しいドローイングソフトもかなりいい感じで、平面のドローイングを描きながら、それが(たぶん)半自動的に3D空間に変換されていって、手書きのスケッチの中を歩き回るように探索したり、後から構図を変えたりといったことができるようだ。Microsoftは以前からPhotosynthなどの、写真を自動的に立体化する技術を持っていたので、それを手書きスケッチに応用した感じなのかなと思う…。手書きの建築スケッチが、その場で広がりを持った空間に変換されるのは面白そうだ…。

昨今は、こうしてデジタル技術が、アナログなインターフェイスや表現を基盤にしながら、アナログだけでは絶対に制作不可能な領域に表現を進化させていっていて良い。。

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